声優も芸能人の仲間

声で感情を表現しよう

俳優は、全身を使って気持ちを表現します。
怒っている時は身振り手振りを多くしたり、悲しい時はうなだれたりしますが、声優ではそのような方法が使えません。
喜怒哀楽を声だけで表現するので、どうすれば細かい感情が伝わるのか考えてください。
そのためには、ずっと同じ声の出し方ではいけません。

たとえば怒っている時は大きな声や低い声を出し、悲しい時は声を小さくするのが良い方法です。
またアニメのキャラクターは、口を開けたり閉じたりしています。
それに合わせて、セリフを言う練習もしましょう。
キャラクターの口が動いているのにセリフが終わると違和感を抱くので、喋る速さが重要です。
できるだけゆっくり、そしてハッキリと言葉を発音してください。

女性が少年を演じている

若い女性の声だけ出せても、演じられるキャラクターの幅が狭まります。
それでは仕事が少なくなってしまうので、もっと声優として活躍できるように、演技の幅を広げてください。
つまり、いろんな年齢のキャラクターを演じられるようになりましょう。
たとえば大人の女性や老婆、幼い子供の声まで出せると、複数のアニメで活躍できます。

さらにあまり知られていない裏話ですが、女性は少年の声も演じています。
それができるようになると、オーディションでのアピールポイントになります。
男性も同じように、声だけでキャラクターを演じ分ける練習をしてください。
年齢の変化を出すためには、やはり声の高さが重要です。
人間は、年齢を重ねると声が低くなると覚えておきましょう。


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